日本の祝日の意味と歴史
最終更新日:2026年05月20日
日本の国民の祝日は「国民の祝日に関する法律」(祝日法・1948年制定)によって定められており、現在16の祝日があります。それぞれの祝日には深い由来と歴史があります。
祝日法の仕組み
「国民の祝日に関する法律」(昭和23年法律第178号)は1948年に制定されました。祝日が日曜日に重なった場合は翌月曜日(またはその後の最初の平日)が「振替休日」になります。また、前後を祝日に挟まれた平日(例:5月3日・5日の間の5月4日)は「国民の休日」として休日になります。これがゴールデンウィークやシルバーウィークが長期連休になる仕組みです。
1月の祝日
【元日(1月1日)】年の始めを祝う日。初詣・おせち料理・年賀状など日本最大の行事と結びついています。【成人の日(1月第2月曜)】おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝い励ます日。1948年制定当初は1月15日でしたが、2000年のハッピーマンデー制度導入で第2月曜に変更されました。
2月の祝日
【建国記念の日(2月11日)】建国をしのび、国を愛する心を養う日。日本書紀に記された初代天皇・神武天皇の即位の日(旧暦1月1日)に由来し、旧「紀元節」が1966年に改称されて制定されました。【天皇誕生日(2月23日)】天皇陛下のお誕生日を祝う日。今上天皇(徳仁)のお誕生日に基づき、2020年から2月23日となっています。
3月・4月・5月の祝日
【春分の日(3月20〜21日頃)】自然をたたえ、生物をいつくしむ日。春分日は天文計算で決まるため毎年変動し、前年2月1日に閣議決定されます。【昭和の日(4月29日)】激動の日々を経て復興を遂げた昭和の時代を顧みる日。旧「みどりの日」が2007年に改称されました。【憲法記念日(5月3日)】日本国憲法の施行(1947年5月3日)を記念する日。【みどりの日(5月4日)】自然に親しむとともにその恩恵に感謝する日。旧「昭和の日」から移動しました。【こどもの日(5月5日)】こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかる日。端午の節句に由来します。
7月・8月・9月の祝日
【海の日(7月第3月曜)】海の恩恵に感謝するとともに海洋国日本の繁栄を願う日。1876年の明治天皇の東北・北海道巡幸帰着日(7月20日)に由来します。【山の日(8月11日)】山に親しむ機会を得て山の恩恵に感謝する日。2014年制定・2016年施行の比較的新しい祝日です。【敬老の日(9月第3月曜)】多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し長寿を祝う日。1966年制定。【秋分の日(9月22〜23日頃)】祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ日。秋分は天文計算で決まります。
10月・11月の祝日
【スポーツの日(10月第2月曜)】スポーツを楽しみ、健康で活力ある社会の実現を願う日。1964年東京オリンピック開会式(10月10日)に由来する旧「体育の日」が2020年に改称されました。【文化の日(11月3日)】自由と平和を愛し文化をすすめる日。日本国憲法が公布された1946年11月3日に由来します。【勤労感謝の日(11月23日)】勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう日。五穀豊穣を感謝する古来の「新嘗祭(にいなめさい)」に由来します。
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