二十四節気の意味と一覧
最終更新日:2026年05月20日
二十四節気(にじゅうしせっき)は1年を24等分した季節の区切りで、古代中国で農業の目安として作られ日本に伝わりました。立春・夏至・秋分・冬至などが有名で、現代でも天気予報・俳句・季語として広く使われています。
二十四節気とは
太陽の黄経(黄道上の位置)を基準に、15度ごとに区切った24の節気です。春分点(0度)を起点に太陽が一周する365.25日を24等分するため、各節気は約15日ごとに訪れます。旧暦は月の満ち欠けを基準にするため季節とのずれが生じますが、二十四節気は太陽の動きに基づくため毎年ほぼ同じ日付(±1〜2日)になります。
春の二十四節気
【立春(りっしゅん)・約2月4日】暦の上での春の始まり。「春一番」が吹く頃で梅の花が咲き始めます。【雨水(うすい)・約2月19日】雪が雨に変わり始め、氷が解けて水になる頃。農作業の準備を始める目安とされてきました。【啓蟄(けいちつ)・約3月6日】冬眠していた虫たちが地中から出てくる頃。暖かくなり始めるサインです。【春分(しゅんぶん)・約3月21日】昼と夜の長さがほぼ等しい日。春のお彼岸の中日でもあります。【清明(せいめい)・約4月5日】万物が清らかで生き生きとする頃。中国・台湾では「清明節」として先祖供養の重要な日です。【穀雨(こくう)・約4月20日】春雨が百穀を潤す頃。種まきに最適な時期とされています。
夏の二十四節気
【立夏(りっか)・約5月6日】暦の上での夏の始まり。新緑が美しく爽やかな季節です。【小満(しょうまん)・約5月21日】万物が次第に成長して天地に満ち始める頃。麦などの穀物が実り始めます。【芒種(ぼうしゅ)・約6月6日】稲・麦など穂の出る作物の種まきの時期。梅の実が色づき始めます。【夏至(げし)・約6月21日】一年で最も昼が長く夜が短い日。この日を境に日照時間が短くなり始めます。【小暑(しょうしょ)・約7月7日】本格的な暑さが始まる頃。梅雨明けが近づき「暑中見舞い」の季節です。【大暑(たいしょ)・約7月23日】一年で最も暑い時期。土用の丑の日はこの頃にあたることが多いです。
秋の二十四節気
【立秋(りっしゅう)・約8月8日】暦の上での秋の始まり。この日以降の暑さを「残暑」と呼びます。【処暑(しょしょ)・約8月23日】「暑さが止む」頃。朝夕が涼しくなり始めます。【白露(はくろ)・約9月8日】草の葉に朝露が宿り始める頃。秋の訪れを感じる節気です。【秋分(しゅうぶん)・約9月23日】昼と夜の長さがほぼ等しい日。秋のお彼岸の中日で国民の祝日でもあります。【寒露(かんろ)・約10月8日】露が冷たくなり始める頃。紅葉が始まり行楽シーズンの始まりです。【霜降(そうこう)・約10月23日】霜が降り始める頃。北日本では初雪が降ることもあります。
冬の二十四節気
【立冬(りっとう)・約11月7日】暦の上での冬の始まり。木枯らしが吹き始め冬の気配が強まります。【小雪(しょうせつ)・約11月22日】小雪がちらつき始める頃。北国では根雪になることも。【大雪(たいせつ)・約12月7日】雪が本格的に降り積もる頃。【冬至(とうじ)・約12月22日】一年で最も昼が短い日。ゆず湯に入りかぼちゃを食べる風習があります。【小寒(しょうかん)・約1月5日】寒さが増してくる頃。「寒の入り」とも呼ばれ武道の「寒稽古」などが行われます。【大寒(だいかん)・約1月20日】一年で最も寒い時期。「寒仕込み」の味噌・醤油・日本酒はこの頃が最盛期です。
二十四節気と現代の暦
二十四節気は現代でも天気予報・俳句・料理・農業・行事に深く根付いています。「土用の丑の日」は大暑前の土用期間中の丑の日、「彼岸」は春分・秋分を中日とした7日間です。また「節分」は立春の前日で、季節の変わり目を意味します。月カレンダーと合わせて二十四節気を確認することで、日本の季節感をより豊かに感じられます。